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メルトスティック工法(特許)
この工法は、高張力に保持したメッシュ生地(ネット)を金属枠にメルト樹脂で固着させメッシュの椅子を製作する技術です。従来、メッシュ生地(ネット)をフレームに張力を掛けて固定するには、接着剤やビス止め、縫製等を用いて加工するしかありませんでした。
しかし、この方法だと安定した張設が困難な上、耐久性にも問題がありました。また、工数が掛かり過ぎるなど量産には支障がありました。
ここで紹介する「メルトスティック工法」は、これらの問題を解決し製品化するための画期的な工法です。
メルトスティック工法の特徴
1.着座時、耐圧が座面にバランス良く分散されます。2.着座姿勢を変えたときフレキシブルにフィットし安定した座り心地を確保できます。
3.メッシュ生地(ネット)を用いていますので通気性に優れます。
4.クッション材、及びバック材を使用していませんので軽量化が図れます。
様々な形状の金属フレームに対応できます。
メッシュ生地(ネット)とスポンジ状生地との積層張設や三次元網目構造(ハニカムメッシュ)なども張設が可能です。
用途
1.自動車用シート、シートのバック材2.鉄道車両用シート、 シートのバック材
3.建設機械、農業機械用シート 、シートのバック材
4.車椅子用シート
5.施設・ホール用イス 、バック材
6.オフィス家具用イス 、バック材